我が家で自家製ヨーグルトを作って食べていたいた話は、前回書いた通りだが、土鍋だと面倒と言うことで、我が家でも6年くらい前に上記のヨーグルトメーカーを購入して使っている。
このヨーグルトメーカーはすぐれもので、ヨーグルト以外の甘酒、味噌、納豆とか、他の発酵食品も簡単に作れる。
このヨーグルトメーカーは発酵の温度と時間を自由に設定にできる。
なので、この機器はヨーグルトメーカーと言うより発酵機なわけである。
アマゾンでも売っている。最新機器は以下。
作っているのは、タニカ電器と言う岐阜県多治見市のメーカーだ。
以下のWEBを見ると日本で初めてヨーグルトメーカーを作った会社とのことだ。
ヨーグルトメーカーで作る時は、以下の手順で作成する。
まず材料を用意する。今回は、最近、一押しのヨーグルトであるヤクルトのソフールを使う。もちろん豆乳は、国産大豆の無調整豆乳を使う。
普通のR1とかLG21とかも良く使うのだが、無調整の豆乳で作ると、甘みが無い豆腐のような感じになる。もちろん調整済みの豆乳や、調整済みの牛乳を使えば普通のヨーグルトになる。しかしできるだけ添加物の無いヨーグルトを作りたいわけで、そうすると無調整の豆乳となる。
そこで、このヤクルトのソフールを種菌にしてヨーグルトを作ると、何と無調整大豆でも甘みのあるヨーグルトができるのだ。
次に、ヨーグルトメーカーのケースを電子レンジで殺菌消毒する。
これは、下記のプラスチックのケースとスプーンを電子レンジで3分程度、加熱すると、目に見えない菌が死滅する。
最初、これをやらずにヨーグルトを作っていたのだが、大抵は問題無く作ることができるが、たまに固まらないと言う現象がおきる。
これは、ケースに雑菌が入っていて、その影響でヨーグルト菌が増えないことがあるためのようで、最近は必ず殺菌消毒してから作るようにしている。
特に納豆菌等がケースに付着していると、納豆菌は非常に強力のためヨーグルト菌の繁殖を阻害するようだ。ご注意あれ。
次にこの殺菌済みの容器にソフールを入れるわけだが、いろいろ実験したところ、一般に市販しているヨーグルトを1パック使わなくても、半分でも十分に1リットルのヨーグルトが作れるのが分かったため、今回もソフールを半分だけ投入する。残ったソフールは次回作るまで冷蔵庫に入れておく。
そして、無調整豆乳を1リットル入れ良く掻き混ぜる。
最後に、ヨーグルトメーカーにケースを入れて、温度を42℃、時間を7時間に設定すれば、7時間後には以下のように自家製ヨーグルトの完成となる。
以前、東京や大阪に単身赴任していた時は、毎週末に自宅で作ったヨーグルトのこのケースを保冷バックに入れて単身赴任先まで持っていて一人で食べていた。
内の嫁さんは、このヨーグルトメーカーでいつもヨーグルト他に一人で甘酒を作って食べている。本人の話では、甘酒はお通じに非常に良いとのこと。
私は、あまりお通じで困ったことはないので、甘酒はほとんど食べないが、たまに手作りの料理等に入ったものを食べる程度だ。
また、ヨーグルト菌は、自家発酵したものの一部を取っておいて、それをまた使うと言うこともできると思う。カスピ海ヨーグルトみたいに。でも我が家では、雑菌が入りにくくするのと、できるだけ多くの種類のヨーグルト菌(多様性が重要)を取ることが必要と思い、種菌のヨーグルトは、色々な種類のヨーグルトを買って楽しんでいる。
皆さんもヨーグルト生活初めて見ませんか。