今年の春から、レモンの木の葉に虫が付いて、葉っぱが食われたが、これはアゲハ蝶の幼虫だった。消毒薬は使わないように、毎日、チェックして、アゲハ蝶の卵と幼虫を人海戦術で取って、何とかなった。アゲハ蝶の幼虫はこんな感じ。
しかし、次にレモンの新葉にエカキムシが発生した。
以下のようにレモンの葉っぱに白い線で絵を描いた状態になる。
最後に葉っぱが丸まってしまう。
最初は、病気かと思ったが、ネットで調べたら通称「エカキムシ」と呼ばれる害虫だった。これは、ハモグリバエの幼虫で柑橘類の場合はミカンハモグリガと言うらしい。
対策は、殺虫剤を使うか、食われた葉を切り落とすしかないようだが、切り落としても、すぐに他の葉にこのハエが卵を産み付けるのでキリがない。
しかし、できるだけ、殺虫剤は使いたくない。
そこで、食われた新葉をすべてカットして、その後、卵を産み付けられないようにネットを付けることにした。
農業用に買ったネットのロールがあったので、それを筒状にして、縫い合わせようと考えた。
確か、嫁さんのミシンがあったので、それで縫えばできるかと思い。
納戸の奥にあったミシンを出して来て、使ってみようと考えた。
もちろんミシンは使ったことがないが、やればできるだろうと、簡単に掃除にして電源をつないで嫁さんに使い方を教えてもらおうとしたが、電源を入れてもうんともすんとも言わない。
どうも、十年以上使っていなかったので、壊れたようだ。
嫁さんの友達が、ミシンを修理に出したらしいが、新品買うより修理する方が高かったと言う話を嫁さんから聞いた。
早速、ネットで調べたら確かに、最近のミシンは電子とかコンピュータと言う分類があるが、安いものだと修理するより、新しいのを買った方が安いようだ。
しかし、修理にしろ、買い直すにしろ、先立つものが無く、
しかたないので、嫁さんがネットを手で縫ってくれた。
感謝、感謝!
それをレモンの木にかけて完成。
これで、新葉が出てくればOKだ。
ハモグリバエは、このネットを通らないと思うのだが….
新葉がネットに付かないように気を付けないといけない。
しかし、レモンの葉は良い匂いがする。
レモンの実がなるのはいつだろうか。