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トヨタの新製造方式


先日ユーチューブでトヨタのギガキャストと新製造方式のビデオを見て、これは面白と思っていたのだが、新聞でも紹介されていたので、忘れないように記録しておく。

ギガキャスト自体は、テスラがモデル3とかで使っているバカでかい一体成型技術で、それをさらに発展・改良したもののようだが、それよりも新しいEV用の製造ラインがユニークかつ、効率的だ。

今までは、ベルトコンベヤーで人やロボットがラインに流れているシャーシ等に順に部品を組み付けていったが、トヨタの新方式では最初に車台にタイヤとバッテリーと自動搬送用にプログラムされたコンピュータを取り付ける。

そうすると、車台が勝手に工場内を動き回り、必要な場所に行き、車台にパーツをどんどん組付けてもらい、完成させるらしい。

なので、ベルトコンベアーのラインがなくなり、ただ広い平の工場があれば良いので、かなりのコスト削減になるらしい。

新聞では、すでに自動走行する仕組みはEVのbZ4Xで使われているそうだ。

トヨタは元々、自社で自動搬送システムを作っていたので、そのノウハウを応用しているようだ。

以下のビデをみてもらうと分かるように、生産準備期間・生産工程・工場投資等を従来の1/2を目指しているそうです。(9:32 ギガキャストの話)

今後のEVの組立てはこれが主流になりそうな感じ。