ネットでブログを見ていたら、以下の記事を発見した。
「海水浴に行かず近海魚介食べない」
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-847ef8.html
政府や東京電力は汚染水を多核種除去設備（ＡＬＰＳ）で処理しており、海洋放出される処理水にはトリチウム以外は含まれていないので安全だとする。また、トリチウムは海外の原発、国内の原発でも海洋放出しているので安全だとしている。しかし、通常の原発から放出される排水とメルトダウンを起こした福島原発から放出されるＡＬＰＳ処理水は異なる。実はＡＬＰＳ処理で除去できないのはトリチウムだけでない。セシウム１３７、セシウム１３５、ストロンチウム９０、ヨウ素１３１、ヨウ素１２９など１２の核種の除去ができない。ＡＬＰＳで処理できない核種のうち１１核種は通常の原発排水に含まれない。福島原発ではメルトダウンした核燃料デブリに触れた放射能汚染水が発生している。つまり、福島処理水は通常の原発排水とはまったく異なる。
これは本当なのかと思い、GoogleのAIのBardに聞いてみた。
GoogleのAIの回答は同じことを言っている。
多核種除去設備（ＡＬＰＳ）で処理できない核種はありますか？
多核種除去設備（ALPS）は、放射性物質の除去に有効ですが、すべての核種を除去できるわけではありません。ALPSで処理できない核種には、トリチウム、ストロンチウム90、ヨウ素131などがあります。これらの核種は、ALPSの処理工程で吸着されずに、処理水に残ります。
トリチウムは、水素の同位体で、半減期が12.32年です。トリチウムは、体内に吸収されると放射線を放出するため、健康への影響が懸念されています。ストロンチウム90は、放射性物質の一種で、半減期が28.8年です。ストロンチウム90は、骨に吸収されると骨髄を傷つけ、白血病などの病気の原因になる可能性があります。ヨウ素131は、放射性物質の一種で、半減期が8.07日です。ヨウ素131は、甲状腺に吸収されると甲状腺がんを引き起こす可能性があります。
ALPSは、放射性物質の除去に有効な設備ですが、すべての核種を除去できるわけではありません。トリチウム、ストロンチウム90、ヨウ素131などの核種は、ALPSで処理できません。これらの核種は、処理水に残るため、適切な方法で処分する必要があります。
同じ質問をChatGPTにも聞いてみた。
多核種除去設備（ＡＬＰＳ）で処理できない核種はありますか？
多核種除去設備（ALPS）は、原子力発電所の廃棄物処理施設で使用される技術の一つです。ALPSは、水中に溶解している放射性物質を取り除くために使用されますが、特定の核種に対しては効果が限定される場合があります。
ALPSは、主に核種の放射性降下物を除去するために設計されています。一般的には、セシウムやストロンチウムなどの放射性核種の除去に効果的です。しかし、他の核種に対しては効果が制限される場合があります。
例えば、高レベルの放射性核種であるプルトニウムやウランなどは、ALPSでは効果的に除去することはできません。これらの核種は溶解している水中に存在するわけではなく、固体や粒子の形で存在しているため、ALPSの処理対象外となります。
ALPSは特定の核種に対して高い除去効率を持つ一方で、他の核種に対しては限定的な効果しか示さない場合もあるため、処理対象となる核種については設計と運用上の制約があります。各原子力発電所や廃棄物処理施設の運用方針や設備の仕様によっても異なるため、具体的な詳細については個別の施設にお問い合わせいただく必要があります。
上記の回答を得た。
ChatGPTは、少し役人的な回答で明確性はなく、当たり障りのない回答だが、しかしすべての各種を除去できるわけではないことを述べている。
以下は環境省のALPS処理水の説明。
「ALPSによりトリチウム以外の62種類の放射性物質が規制基準を下回るまで浄化処理されます。」
と言っている。
先日、以下で福島のトリチウムについて記載したが、新聞では確かにトリチウムの話しかしていない。
それ以外の核種については全く触れていない。
これはいつもの報道の自由と言うものか？
またメディアに騙されたような気がする…….
下記の記事にあるように、処理水放出については、公明党の山口代表が「海水浴シーズンは避けた方がよい」と言ったり、処理水をトンネルを掘って１ｋｍ先まで運んで放出するという事を考えると安全ではないと言う事か…
http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/896.html
早く宮城の魚が食べたい!