リチャード・コシミズ氏のニコニコ動画の情報から、慶応大学の論文で、「ワクチン接種した学生の全員の心臓に炎症が起きている。自覚症状のない学生の心臓にも炎症が起きていた。」と言う情報があったという事でチェックしてみた。
元の論文は、削除されたと言う話もあったが、海外のサイトには残っていた。
【グーグル翻訳】
【グーグル翻訳】
無症候性 SARS-CoV-2 ワクチン接種患者および非ワクチン接種患者における PET/CT での心筋18 F-FDG 取り込みの評価
背景
SARS-CoV-2ワクチン接種後に心筋炎を発症した患者は、心臓MRIスキャンで異常を示します。しかし、ワクチン接種後に無症状の人に心筋の変化が起こるかどうかは十分に確立されていません。
目的
SARS-CoV-2ワクチン接種を受けた無症状患者のPET/CT画像上で心筋のフッ素18(18F)フルオロデオキシグルコース(FDG)取り込みをワクチン接種を受けていない患者と比較して評価する。
結果
この研究には、ワクチン接種を受けていない患者303人(平均年齢、52.9歳±14.9[標準偏差]、女性157人、男性146人)とワクチン接種患者700人(平均年齢、56.8歳±13.7人、女性344人、男性356人)が含まれた。ワクチン接種を受けた患者は、ワクチン接種を受けていない患者と比較して、心筋の18 F-FDG 取り込みが全体的に高かった(SUV max中央値、4.8 g/mL [IQR、3.0 ~ 8.5 g/mL] 対 3.3 g/mL [IQR、2.5 ~ 6.2 g/mL])。P < .001)。心筋SUV maxは、患者の性別(範囲中央値、4.7~4.9 g/mL [IQR、2.9~8.6 g/mL])や年齢(範囲中央値、4.7~5.6 g/mL [IQR、2.9~8.6 g/mL])に関係なく、ワクチン接種患者の方が高かった。対応するワクチン接種を受けていないグループ(性別:範囲中央値、3.2~3.9 g/mL [IQR、2.4~7.2 g/mL])との比較、年齢:範囲中央値、3.3~3.3 g/mL [IQR、2.3~ 6.1 g/mL]; P < .001 ~P = .015)。さらに、2回目のワクチン接種後1~30日、31~60日、61~120日、または121~180日後に画像化された患者において、心筋の18 F-FDG取り込みの増加が観察された(SUV最大範囲中央値、4.6~5.1 g/mL [IQR、 2.9 ~ 8.6 g/mL]) ( P < .001 ~P = .001)、2 回目のワクチン接種後 1 ~ 30、31 ~ 60、および 61 ~ 120 日後に画像化された患者で同側の腋窩取り込みの増加が観察されました (SUV 中央値最大範囲、1.5 ~ 2.0 g/mL [IQR、1.2 ~ 3.4 g/mL])、ワクチン接種を受けていない患者と比較した ( P < .001 ~P < .001)。
結論
https://pubs-rsna-org.translate.goog/doi/10.1148/radiol.230743?url_ver=Z39.88-2003&rfr_id=ori:rid:crossref.org&rfr_dat=cr_pub++0pubmed&_x_tr_sl=auto&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=jaワクチン接種を受けていない患者と比較した場合、画像化の1~180日前に2回目のワクチン接種を受けた無症候性患者は、PET/CTスキャンで心筋の18F-FDG取り込みの増加を示した。
専門でないので詳しくは分からないが、ワクチン接種した学生の比較ではなく、ワクチン接種を受けていない患者303人(平均年齢、52.9歳、女性157人、男性146人)とワクチン接種患者700人(平均年齢、56.8歳、女性344人、男性356人)の比較で、ワクチン接種患者で無症候性患者でも心筋炎の数値が出たという事らしい。
なので、無症状でも注意が必要と言う事になるようだ。
Xで以下のような解説があるので、以下も参考のために引用。